日本酒の賞味期限と消費期限
日本酒瓶を見た時に賞味期限の記載がないのに気づいた人も多いと思います。あるのは酒税法で記載が課されている「製造月日」です。この「製造月日」は日本酒を搾った日のことではなく、瓶詰めされた日のことを指します。瓶詰めされた日をしっても、日本酒のことをしっかり知っている人じゃない限り、賞味期限の目安はなかなか分からないですよね。
では、どのくらいが賞味期限かというと、普通の2度加熱処理されているもので約1年、「生酒」のように、加熱処理されていないもので約半年と言われています。冷蔵庫の保存がベストです。ただし、保存状態にもよりますのであくまで目安です。
そして気になる「消費期限」は日本酒にはありません。保存状態が良ければ熟成された酒が好きな人にはたまらない酒になっていきます。そう考えると、賞味期限や消費期限は飲む人の好みによるかもしれません。
新鮮な酒が好きな人は賞味期限を気にするより、入手後は早めに飲んだ方が好みにはまるし、熟成好きには寝かせればいいのです!
何度も言いますが、保存状態がミソです。まずは、自分の好みを把握しましょう。