焼酎の上手な保存・管理方法とは?焼酎の華とは?

アルコール度数の高い焼酎は保存性が高く、賞味期限がない。とはいえ、どんな保存状態でも劣化しないわけではなく、適切な保存管理を行わなければ、当然味は落ちてしまいます。

焼酎を保存するうえで特に気をつけるべきことは、日光に当てないことです。

光にさらされると、焼酎に含まれる旨み成分が分解・酸化し、脂っぽい臭い(油臭)を生じさせることがあります。

魔界への誘い

また、開封して残り少なくなった焼酎は、特に酸化しやすくなるため、瓶を新聞紙で巻いて遮光するか、あるいは小瓶に移し替えるのがオススメです。

冷蔵庫の中など、10℃以下の低温環境で保管すると焼酎に白いオリのような浮遊物が生じる場合がありますが、これは焼酎に含まれる旨味成分(高級脂肪酸エチルエステル)が温度低下に伴い結晶したものです。瓶を振れば溶けることが多く、品質になんら問題はありません。むしろ、中身が空気に触れておらず、且つ旨み成分が多い証拠でもあるので、「焼酎の華」と呼ばれ、珍重されます。

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