変化するお酒の名前
製造方法の違いや、出荷時の状態・季節で、日本酒の名前が変わります。皆さんはいくつご存知でしょうか?
生酒
製造工程で一度も火入れ(加熱処理)をしない、生まれたままの日本酒。
「純米生」「吟醸生」などいろいろなタイプがあります。
商品ラインアップ
生貯蔵酒
搾り立ての日本酒をそのまま低温で貯蔵し、出荷時に一度だけ火入れをした酒。
生の風味がそのまま残っています。
商品ラインアップ
生詰酒
火入れをして貯蔵し、程よく熟して品質が安定した酒。熟した酒は火入れせずに瓶詰めしています。
原酒
市販されている日本酒は通常水を加えてアルコール分を調整していますが、
原酒は水を加えていないため、アルコール度数が18度~20度と高くなります。
荒走り
もろみを搾るときの、搾り立てのうちの最初の部分の酒をいいます。
一般におりが多くアルコール度は比較的低めで、香りが高く、発酵した炭酸ガスの心地良い刺激による
味わいが魅力です。
中汲み
「中取(なかと)り」ともいいます。荒走りに続いて流れ出る部分。酒の濁りがなく透明度が高く、
味・香りともバランスがとれた酒になります。
にごり酒
もろみを目の粗い布で濾しただけの、白く濁っている酒。出荷のときに加熱、殺菌していないものは
「活性清酒」ともいい、酵母や酵素が生きたままです。
長期貯蔵酒・古酒
日本酒は1年で熟成します。日本酒のなかでも吟醸酒などは、長期間貯蔵することで味がまろやかに
なります。2年、3年、あるいは5年以上貯蔵された古酒もあります。